披露宴にふさわしい装い
フォーマルな装いで
披露宴には礼装で出席するのがマナーです。
礼装には3種類あり、それぞれ正礼装、準礼装、略礼装と呼ばれます。
モーニングやタキシードなどの正礼装は近親者や仲人のみが着用しますので、
招待された人は準礼装か略礼装が一般的です。
男性の準礼装は、黒の上着に、グレーに黒いストライプの入ったスラックスを
組み合わせたディレクターズスーツなどです。格式の高い披露宴に向いています。
略礼装は、いわゆるブラックスーツで、最も一般的なスタイルです。
また独身男性は、ダークスーツでもかまいません。
濃紺か黒系のビジネススーツは、そのまま冠婚葬祭用にも使えます。
女性の場合は、フォーマルなワンピースやスーツなどのセミアフタヌーンドレスが、一般的です。
カクテルドレスでドレスアップして肩が出るようなら、ショールを羽織りましょう。
こんな服装はタブー
新郎・新婦より派手にならないようにするのがマナーです。
特に女性は注意が必要で、白系の服装は花嫁姿とバッティングするので避けます。
爬虫類を素材とするバックや靴も避け、昼間の場合は光る素材やアクセサリーも
避けたほうが無難でしょう。
男性の礼装
●もっとも一般的なブラックスーツ
・ネクタイは白かシルバーグレー
・ワイシャツは白
・ベストを着用する場合は、白、黒、グレー
●格式の高い披露宴にはディレクターズスーツも
●平服指定のときはダークスーツで
女性の礼装
●一般的にはセミアフタヌーンドレス
・ワンピースが正式とされるが、スーツやアンサンブル、パンツスタイルもOK
・品のいいアクセサリーをつけてドレッシーに
●カクテルドレス
●未婚女性は中振袖か小振袖も
※大振袖は花嫁が着る場合があるので避ける