ビジネスマナー研修 大全

時間とスケジュール管理

時間意識に目覚める

 

1日24時間は、万人に与えられた平等な時間です。
その時間をどのように使おうが、それは個人の問題だともいえます。

 

しかし、ビジネスの現場はタイム・イズ・マネーといわれるように、
時間はお金(会社の利益)と等価なものと定義づけられます。

 

デキるといわせるためには、あなたも時間に対するコスト意識を
会社と共有する必要があります。

 

とはいっても、新人のうちは学ぶことが多くて、時間を自分の思いどおりに
コントロールすることは不可能でしょう。
でも、まずはそれでいいのです。

 

 

スケジュール管理の方法

 

今、あなたがやるべきことは、与えられた仕事を処理するのに、
どれだけ時間がかかったかを記録していくことです。

 

課題を達成するための手順を細かく割り出し、
各々の時間感覚をつかんでいきましょう。

 

そして、1日のタイムサイクルをつかんだら、1週間、1ヶ月というようにタイムスパンを広げ、
今度は自分なりのスケジュール管理表を組んでいきます。

 

その際の、ポイントを2つあげてみましょう。

 

 

計画・実行・分析

スケジュールを組むということは未来に向けた計画です。
しかし計画は、当初の予定どおりに進まないのが常です。
仕事には、「ムリ・ムダ・ムラ」という効率をはばむ3要素がつきまとうからです。
そこで、計画を実行したあとで、必ず振り返って「分析・反省」してみましょう。

 

優先順位をつける

仕事にはルーティーンワーク、目先の仕事、中・長期にわたるロングスパンのものが
混在しているはずです。
目先の仕事はすぐにでも片付けなければなりませんが、
その目先の仕事にしても複数かかえている場合が多いでしょう。

 

そうであれば、どれから先に処理すればいいのか、その優先順位をつけたうえで、
できるだけ効率よくこなせるよう、自分なりの創意工夫をこらしてみましょう。
「頭を使え」とはそういうことを意味するのです。

 

その繰り返しによって仕事の段取りの仕方、精度の高いスケジュール管理ができるようになってくるのです。

 

 

<時間をつくり出す方法>

何かをやろうと思っている人にとって、時間はいくらあっても足りないものです。
あなたもそう感じたのなら、デキる人材に向かって一歩、踏み出したことになります。
そんな人におすすめしたいのが、細切れ時間の活用術です。
朝タの通勤電車はもとより、昼休み、お客様のところへ行く途上、その待ち時間、退社後の時間等、細切れのすき間時間はたくさんあるはずです。
もちろん、たまにはボーッとして心身ともにリラックスする時間も大切ですが・・・。

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