お客様の案内には配慮を
案内場所は事前にチェック
お客様を応接室や商談コーナーに案内することになったら、案内場所を
事前にチェックしておきましょう。
前の来客で使用した茶碗などがそのまま残っていることがあります。
行き先を告げてから案内する
案内場所が入口からすぐそばにあれば問題ないのですが、オフィス内の奥まった場所や
違うフロアにご案内しなければならないこともあるでしょう。
そうした場合には、必ず行き先を相手に告げてから案内します。
黙って案内すると、お客様はなんとなく不安を抱くものです。
また、お年寄りや足の不自由な方を誘導する際には、歩調を合わせたり、
階段の段差に注意をうながしたりするなど気配りをもって案内しましょう。
エレベーターの操作やドアの開閉も案内役の役目です。
来客の先導の仕方
- 案内役は、お客様の2、3歩先を斜め前に立って誘導
- 足場に注意する場所があれば、適宜、声をかける
エレベーターの乗降
- お客様に先に乗ってもらい、案内役は操作盤の横に立つ。その際、相手にお尻を向けない
- 降りるときも「開ボタン」を押しながら「こちらになります」と声をかけ、先に降りてもらう
ドアの開閉の仕方
- 手前に引くドアの場合
→案内役がドアを大きく開け、ドアノブを持ったまま「どうぞ、中へお入りください」と入室をうながす
- 内側へ押すドアの場合
→案内役がドアを押し開け、先に部屋に入ってドアノブを持ったまま「どうぞ、お入りください」と
入室をうながす
【外国人の来客があった場合は…】
英会話が苦手な人でも、電話と違って相手は目の前にいます。ちょっとチャレンジしてみましょう。
ます「どういうご用件でしょうか?」は「メイアイヘルプユー」です。
相手が名乗り、今日のアポイントを伝えてくるかもしれません。
発音がどうしても聞き取れない場合は、身振り手振りで察する、あるいは英文をメモに書いてもらって急場をしのぐこともできるでしょう。
用件がわかった場合は「アイスィー。ジャストアモーメントプリーズ」 (わかりました。お待ち下さい)
です。